拓太郎の最初の本。1ページ漫画が217本

「藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない」(ナナロク社)

2017年9月 刊行 


累計3万1000部

(11刷/2022年6月時点)


装丁:名久井直子

判型:B6変形 ソフトカバー

定価:1000円+税

頁数:236 ページ

発刊:2017年9月25日

ISBN:978-4-904292-74-7






初めての本です。2014年から2017年の間にTwitterやInstagramで発表した1ページ漫画を集めた単行本。およそ500本の中から厳選した217本に加え、書き下ろしの詩とエッセイも入っています。

 

本の発売後も、収録作はすべてTwitterなどで引き続き読むことができます。WEBでも読めるけど欲しくなるような、手元に置いておきたくなるような本を作りたいと思いました。

 

ナナロク社と一緒にこの本を作りました。2016年の9月、藤岡が送った一通のメールから始まり、その制作の様子は「夏がとまらない」日記という制作日記にまとめています。構成やタイトル、ブックデザインが決まり本が完成するまでを綴る、いわば本づくりのメイキングです。(観た映画の話や晩ごはんの話も時々書いています)

 

あとあの、愛してるから




企画開始から本が出来上がっていくまでの日々を藤岡自らが記す日記。編集者との会話、本づくりにまつわる興奮と悶々、晩ごはんの話、観た映画のこと 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おおきに!4刷(2018年6月7日)

おかげさまで第4刷を迎えることができ、少しだけ装いが新たになりました。

 

オビをあえて付けていなかったこの本、ここにきて初めてオビが巻かれています。オビ裏面には、二つの本屋さんが去年の刊行時につぶやいてくれたツイートを載せさせてもらいました。大阪・豊中のblackbird booksさんと、東京・荻窪のTitleさん。

  

表紙右上の「重版出来」の文字はカバーに直接印刷されているという、やんちゃな仕上がり。今回もまた名久井直子さんにデザインを手がけていただきました。

 

そして、推薦文を収録した特別冊子が付いています。岸政彦さん、こだまさん、かもめんたるさん、天竺鼠さんには刊行時に推薦文を頂きWEB上で掲載していたのですが、こうして冊子になるのは初めてです。そしてヒコさんが去年、ブログ「青春ゾンビ」に書いてくださった文章も入っています!



 

 

 

 

 

 



「ほぼ日」で『夏がとまらない』についてインタビューをしてもらいました。

ナナロク社の村井さんと旗の台の町を歩きながら。(2017年12月6日










手書きデザインの読者カード。オモテ、ウラ




サインとイラスト入りシオリ。(ウラには「夏がとまらない」のタイトル)

とりあえず100枚できました。ほぼ全員、漫画には出てきたことのないオリジナルキャラクターです。(2017年9月18日)


2017年9月21日、ナナロク社にて。サイン本200冊つくる。全部イラスト付き。


本の「天」の部分は、あえてガタガタになっています。不思議な味わい。


自分でデザインしたA4四つ折りの両面チラシ。色んな書店に置いていただきます。


※締め切りました

↑10/9で一旦締め切りました。美容室、バー、学童クラブ、中学校の保健の先生、旅館、病院、ふとん屋さん、郵便局、食堂など163人の方々にお送りしました。ありがとうございました!


藤岡拓太郎(ふじおか・たくたろう)

ギャグ漫画家。 1989年5月31日、大阪生まれ。大阪在住。

大阪芸術大学文芸学科中退。

1ページ漫画や短編漫画を Twitter、Instagram、note、facebookページで発表中。

2009年、『親父のテーマ』で赤塚賞佳作。

2010年、「ジャンプNEXT!2010SUMMER」に『五郎丸ジーンのミッドナイト・ジーン』掲載。

2014年からTwitterなどで1ページ漫画や短編漫画の発表を開始。